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スポーツ医科学基礎講座1
トレーニングの科学的基礎 第2版
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現場に通じるトレーニング科学のテキスト
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Scientific Bases of Training
宮下充正著
B5判 176頁 並製 本文横組13級
定価2,500円(+税)
スポーツ科学界の第一人者、宮下教授による久々の本格的トレーニング科学書。
高度な内容をわかりやすく解説。競技スポーツから健康のための運動までスポーツ科学の第一人者がまとめたテキスト的名著。
■改訂に際して(筆者記す)
スポーツ科学の進歩は著しく、本書も書き加えるべき内容が増加したため改訂することにした。
それらは主として、第4章「筋肉と神経」に多様な目的を有する「ストレッチング」について、第8章「力強さをきたえる」にほとんどの競技種目に必要とされる「ジャンプ力」について、第10章「ねばり強さをきたえる」に筋肉内で酸素消費に直接かかわる「ミトコンドリア」と、多くのコーチによって注目を集めはじめた「高所トレーニング」についてである。(以下略)
■著者紹介
宮下充正(みやした みつまさ)
1936年生まれ。東京大学大学院教育学研究課体育学専攻博士課程終了後、名古屋大学教養部講師、同教授を経て、1973年東京大学教育学講座助教授、1981年同教授、1987年より新設のスポーツ科学講座教授、1997年同大学退職、東洋英和女学院大学人間科学部人間福祉学科教授、2001年同大学退職現在に至る。
放送大学教授、東京大学名誉教授、アメリカスポーツ医学会(ACSM)評議員、アメリカ体育アカデミー外国人評議員、国際バイオメカニクス学会名誉会員、(財)日本水泳連盟理事、医科学委員長、(社)日本ウォーキング協会副会長、(社)日本エアロビックフィットネス協会会長。
主な著書『子どものからだ』、『トレーニングの科学』、『中年からのスポーツ』、『スポーツスキルの科学』、『体育とはなにか』、『あるく—ウォーキングのすすめ』、『勝利する条件』、『ウォーキング・レッスン』、『40歳からの運動のすすめ』など。
編著書『高齢者とスポーツ』、『一般人・スポーツ選手のための—体力診断システム』、『水泳療法の理論と実際』、『子どものスポーツ医学』、『筋肉はエンジンである』、『からだの仕組みのサイエンス』、『体力を考える』など。
■目次
第 1章 トレーニングの定義:きたえるとは
第 2章 育ち盛りにきたえる:成長期とトレーニング
第 3章 エンジンとしての筋肉:構造と活動のメカニズム
第 4章 筋肉と神経:調節とエネルギー補給
第 5章 力強さとは:筋組成と速筋線維
第 6章 ねばり強さとは:遅筋線維と呼吸・循環系
第 7章 体力測定:有効な利用の方法
第 8章 力強さをきたえる:ハイ・パワー増大の条件
第 9章 力強さを持続させる:ハイ・パワー持続の条件
第10章 ねばり強さをきたえる:ロー・パワー向上の条件
第11章 エネルギーの補給:トレーニングと栄養
第12章 中高年にきたえる:体力の維持
第13章 トレーニングの成果を生かす支援体制
あとがき
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