スポーツ医科学基礎講座2
レジスタンストレーニング
その生理学と機能解剖学からトレーニング処方まで
Physiology and Anatomy of Resistance Training


石井直方著
B5判 192 頁 並製 本文横組13級
定価3,000円(+税)

スポーツ選手はもとより、一般人の健康づくりまで、今求められている筋力トレーニングの基礎テキスト。創刊20周年記念発刊『スポーツ医科学基礎講座』の第一弾に相応しい一冊です。
ウェイト・トレーニングに代表される「負荷(抵抗=レジスタンス)」をかけて、筋力向上を図るレジスタンス・トレーニングの科学的基礎を日本を代表する著者が、わかりやすく、かつ高度な内容を講義する書(94〜96年、トレーニング・ジャーナルに連載された「レジスタンス・トレーニングの生理・解剖学」を再編集)。
巻末でレジスタンス・トレーニングの基礎種目60を写真とともに解説。本文にも図表・写真を多数収録。まさに「徹底的に基礎」そして「高度なレベル」へつながる内容の充実したテキストです。

■著者紹介
石井直方(いしい なおかた)
1955年生まれ。東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科修了。理学博士。東京大学理学部助手、東京大学大学院生命環境科学系(身体運動科学)助教授を経て1999年同教授に就任。
ボディビルディングの選手としても、1981年、83年、全日本選手権優勝、81年世界選手権3位、82年アジア選手権ライトヘビー級優勝など国際的にも輝かしい実績を有する。NSCAジャパン理事長。

■目次
はじめに
第1章 レジスタンス・トレーニングの生理・解剖学的基礎
生理学、解剖学的基礎をわかりやすく語る章
 1.緒論--レジスタンス・トレーニングとは
 2.筋肉の基本的性質
 3.筋肉の能力と運動
 4.筋肥大のメカニズムとトレーニング

第2章 レジスタンス・トレーニングの機能解剖学
運動との関連で、機能解剖学の観点から詳述する章
 1.運動と各関節の働き
 2.トレーニング動作と筋力発揮
 3.レジスタンス・トレーニングとスポーツ・パフォーマンス

第3章 レジスタンス・トレーニングの処方
トレーニング・プログラムを組むうえで知っておくべき理論について
 1.トレーニング処方の原則
 2.トレーニング処方上の工夫
 3.トレーニングのプラン

第4章 レジスタンス・トレーニングの実際
実際にトレーニングするうえで役立つ具体的内容の書
 1.理論から実践へ
 2.フリーウェイト・トレーニングの一般的注意事項
 3.身体各部位のトレーニング

第5章 レジスタンス・トレーニングと健康
健康・体力づくりなど一般人の健康との関係を知る章
 1.健康の維持・増進手段としての運動
 2.加齢による筋力低下と対応策
 3.骨に対するトレーニングの効果
 4.レジスタンス・トレーニングと成人病

★著者が選んだ基本60種目を写真とともに解説
付章 レジスタンス・トレーニング精選60種目

Copyright (c) 2004 Book House HD Ltd. All Rights Reserved.