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AT その変遷と新しい理解
中村好男・山本義春共著
B6判 100頁 並製 本文横組12級
定価1,000円(+税)
AT(無酸素性作業閾値)に関する論争を整理、将来への展望を語る。クリアーな視点が光る。『ATの話』の全面改訂版。
■著者紹介
中村 好男(なかむら よしお)
1957年生まれ。早稲田大学人間科学部専任講師。1981年、東京大学教育学部卒業。1987年、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。同年、早稲田大学情報科学研究教育センター助手。1990年、日本学術振興会特別研究員。1991年、(財)パブリックヘルスリサーチセンター・ストレス科学研究所研究員。1992年より現職。
山本 義春(やまもと よしはる)
1960年生まれ。東京大学教育学部講師。1984年、東京大学教育学部卒業。1990年、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。1989〜1991年、カナダ・ウォ−タール大学応用健康科学部博士取得後研究員。1991〜1993年、同研究準教授。
■目次
1 ATが生まれた背景
1.AT以前
2.ATの萌芽
3.もう1つの見方--3つの区分
4.様々な閾値
2 AT論争
1.Wasserman の仮説
2.Wasserman の仮説に対する反証
3.Wasserman らのdefence
4.Wasserman らのdefence の問題点
5.論争の果て
6.ATをめぐる様々な考え方
3 体力指標としてのAT
1.%VO2maxで表わした評価値:換気閾値、乳酸閾値、OBLA
2.体重あたりVO2で表わした換気閾値
3.持久的トレーニングの効果
4.適応のメカニズム
4 新しい理解
1.動脈血カリウムイオン濃度と換気閾値
2.ATと主観的運動強度
3.運動強度と自律神経系応答
4.ATが意味するもの
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