Sportsmedicine No.233, 2021
月刊スポーツメディスン 8月号
A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,100円(1,000円+税)
年間購読料11,000円(10,000円+税)
腰痛を予防する取り組み
MSM 233
月刊スポーツメディスン 8月号
Contents August, 2021
August Special
腰痛を予防する取り組み
乍(ながら)氏には、従業員の健康管理を行うヘルスサポートセンターでの20年間にわたる取り組みについてお聞きした。製鉄業ならではの作業姿勢や作業方法を踏まえて、労働災害として多い腰痛や転倒の予防・治療を行っている。現場に合ったテストと体操を開発し、効果を目に見える形で示してきた。岡野氏には、まず「作戦会議」と呼ぶ問診と身体の評価の流れについて詳しくお話しいただいた。そのうえで、日々の呼吸を整えることで筋緊張しないように導き、身体の揺らぎ(選択肢)をつくるエクササイズを聞いた。
1. テストと体操を開発し、企業内でコンディショニング
── 労働現場での作業を見据えたアスレティックリハビリテーション
乍 智之・JFEスチール株式会社西日本製鉄所倉敷地区ヘルスサポートセンター、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
2. 呼吸を整えて動きの選択肢がつくれるように
岡野篤郎・Conditioning gym noma
MSMスペシャルレポート
柔道整復師育成のこれから
── エビデンスに基づく治療を後押し
徳山健司・公益社団法人 日本柔道整復師会 理事、公益社団法人 大阪府柔道整復師会 会長/大阪府柔道整復師会専門学校 校長
杉本恵理・公益社団法人 大阪府柔道整復師会 大阪府柔道整復師会専門学校 教務部長
資格 取得関連講習会
Seminar
連載 スポーツ科学と生命科学のクロスロード──分子・細胞生物学で紐解くトレーニングによる生体適応 6
骨格筋のサイズを制御する分子基盤:「タンパク質合成システム」と「タンパク質分解システム」の織りなすハーモニー
田村優樹・日本体育大学(体育学部/ 大学院体育科学研究科/ 体育研究所) 助教、博士(学術)、JSPO-AT
連載 運動誘発性筋損傷(筋肉痛)の最新科学 4
運動誘発性筋損傷(筋肉痛)の好発部位
山口翔大・慶應義塾大学体育研究所 特任助教、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント 特任助教
稲見崇孝・慶應義塾大学体育研究所 専任講師
神武直彦・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授
連載 アウトドアスポーツ大会救護の必需品 10
アイシング
浅井隆之・Polar Bear Trainer’s Team 代表 アスレティックトレーナー
ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 28
スポーツ科学再考 6
高強度インターバル・トレ-ニング
宮下充正・一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク代表理事、東京大学名誉教授
連載 スポーツ医科学論文レビュー──現場での判断の手がかりとして 14
再発のリスクを考える
―― 腰椎椎間板ヘルニアの再発防止を例に
紀平晃功・呉竹学園東洋医学臨床研究所、東京医療専門学校専任教員、 修士(保健医療学)、柔道整復師、JATI-ATI
連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 15
スポーツ現場で起こり得るヒヤリハット、アクシデント集(15)
連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 15
運動軸と移動
得原 藍・一般社団法人School of Movement ディレクター、理学療法士、修士(学術)
連載 画像診断からみるスポーツ医学 15
画像診断における用語、「吸収値」「濃度」
足立拓也・東京医科歯科大学医学部附属病院 放射線診断科、医師
Books
編集をおえて