書店での検索 スポーツビジョントレーニング で検索(amazon) 書籍サンプル ・こちらの雑誌および書籍もぜひご覧ください。 月刊トレーニング・ジャーナル2020年2月号 スポーツビジョン医科学教本 スポーツ・ビジョン(スポーツメディスン・エクスプレス3) 月刊トレーニング・ジャーナル2004年3月号 |
スポーツパフォーマンスを向上させる
スポーツビジョントレーニング
基礎と実践
著/日本スポーツビジョン協会・日本スポーツビジョン医科学研究会
監修/内田 順三、石橋 秀幸
A5判 102頁 並製(ソフトカバー)
定価 1,500円(+税)
ISBN 978-4-909011-35-0
2020年8月10日発売
スポーツビジョンに関する考え方や測定方法、身体のトレーニングを含めたよりよいパフォーマンスへとつなげる方法を紹介する。専門機器を用いた方法や、機器がなくてもできるスポーツビジョントレーニングについて解説し、実践編ではどのような見方をすることが有効になり得るかのヒントが述べられる。
本書の特徴
・パフォーマンスとスポーツビジョンの関係を解説
・眼球運動の基本やスポーツビジョンのトレーニングを学ぶ
・身体をトレーニングすることも重要
・実践編としてスポーツの中での眼の使い方も
目次
第1章 ビジョントレーニングとスポーツパフォーマンス
ビジョントレーニングを行う前に
頭部の固定と競技パフォーマンス
頭部を固定させる体幹筋力
眼球運動の安定と眼球のスムーズな動き
スポーツで必要になる眼球運動
周辺視野と競技パフォーマンス
中心視と視野の範囲
両眼視機能の重要性
スポーツで重要となる周辺視野
アメリカで始まったスポーツビジョン
アメリカのスポーツビジョン:目的と必要性
スポーツビジョンの前提条件
日本のスポーツビジョントレーニング
スポーツビジョン測定の項目・矯正・種目
スポーツビジョン測定種目:視力
スポーツビジョン測定種目:両眼視機能
スポーツビジョン測定種目:感知力・適応力
ビジョントレーニングだけで競技力は向上しない
ビジョントレーニングの考え方
第2章 ビジョントレーニングの構成要素
スポーツ選手に必要な体力
ビジョントレーニングの構成要素
体力の構成要素:基礎体力「足し算」で考える
体力の構成要素:専門体力「掛け算」で考える
機器の構成要素:機器を使う
機器の構成要素:機器を使わない
コラム スマホの弊害
第3章 ビジョントレーニング 基礎編 機器を使わない
眼球運動を向上させる
眼筋の偏った動きを改善する
知っておきたいストレッチの効果と種類
眼の動的ストレッチ
追従性眼球運動
周辺部の感知力を向上させる
体幹筋力の強化
効果的なビジョントレーニングの実施方法
トレーニング効果の現れ方
第4章 ビジョントレーニング 基礎編 機器を使う
専用機器を使う
V-training 2G トレーニングモード
V-training 2G(瞬間視記憶)
V-training 2G(空間認識)
V-training 2G(周辺部の感知力)
V-training 2G(中心部/周辺部の感知力)
V-training 2G(眼球運動)
US Air Force Academy Human Performance Laboratoryのビジョントレーニング
Vision Testing and Training Board
EyePort Vision Training System
Brock String
Near and Far Chart
Dyna Vision/Reflexion
Fitlight/Senaptec Eye glass
Makoto Training Arena
Eye Speed Concentration Trainer
Spinning Wheel Test
簡易機器を使う
コラム スポーツ眼外傷の予防
第5章 ビジョントレーニング 実践編 練習の中で行う
ビジョントレーニング 実践編
見方の基準:他競技への応用①
見方の基準:他競技への応用②
見方の基準:頭の位置と背骨の動きに気をつける
野球:よい打者の条件① 見る仮想ラインをつくる
野球:よい打者の条件② 見ない部分をつくる
野球:よい打者の条件③ より長く見る
野球:よい打者の条件④ 見て速く反応する
野球:よい打者の条件⑤ 眼を環境に順応させる
コラム 左対左はなぜ投手有利なのか?
特殊な見方:投手のストライクゾーンの見方
特殊な見方:剣道における「遠山の目付」
眼と身体の協応動作:野球 捕手(予測できる動き)
眼と身体の協応動作:サッカー キーパー(予測が難しい動き)
眼と身体の協応動作:ホッケー キーパー(予測できない動き)
眼と身体の協応動作:ホッケー プレーヤー(予測できない動き)
コラム 見えない動きへの対応(バドミントン)
適応力:動きながら動くボールを見る
適応力:動きながら見る対象を素早く切り替える
視覚化:見えないものを見る
参考文献
著者、監修者、協力紹介