Sportsmedicine No.192, 2017
月刊スポーツメディスン 7月号 通巻192号
A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,000円(+税) クリアランスセール特価550円(500円+税)[品切れ]
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July Special
特集
陸上短距離
──パフォーマンス向上とケガへの対応
リオデジャネイロオリンピックでの男子400mリレーでの銀メダル獲得は日本中を興奮させた。アンカー、ケンブリッジ飛鳥選手がボルト選手と競ったシーンはくっきりと記憶に残る。今月の特集は、ランニング(スプリント)に注目し、金子晴香先生、伊藤由記子先生、苅部俊二先生、ケンブリッジ飛鳥選手、川野哲英先生に取材あるいは執筆をお願いした。パフォーマンス向上とケガへの対応について、それぞれのご専門から語っていただいた。興味の尽きないテーマだが、川野先生には今回の原稿を初回とし、その後連載形式で執筆していただくことにした。次号からも精読いただきたい。
1. ランニング(短距離)による肉離れの疫学・治療・予防
金子晴香・順天堂大学 整形外科・スポーツ診療科
2. 陸上競技選手のケガへの対応とコンディショニング
伊藤由記子・治療院ミムラ
3. 陸上短距離選手のパフォーマンスとケガ
── 指導者としての見方、指導のポイント
苅部俊二・法政大学スポーツ健康学部教授、同大学陸上競技部監督、元400mH 日本記録保持者、日本陸上競技連盟オリンピック強化コーチ
カコミ
肉ばなれの経験
ケンブリッジ飛鳥選手(ナイキ)と伊藤由記子先生(治療院ミムラ)にきく
4.ランニングのパフォーマンス向上と外傷・障害のメカニズムと対応①
── 歩行走行の基礎知識
川野哲英・医療法人昇英会はちすばクリニック
Trainer’s Message from USA
連載 アメリカのスポーツメディスン現場からのメッセージ 17
脳震盪ルールの現状
阿部正道 ABE, Masamichi
Sportsmedicine Dialogue
連載 Dr. 大関の複眼インタビュー── スポーツメディスン・プロフェッショナルとの対談 7
[対談]
中禮 宏・東京医科歯科大学 大学院 医歯学総合研究科 スポーツ医歯学分野
歯とスポーツ── 歯科領域におけるケガ・歯とパフォーマンス
インタビュアー:大関信武・一般社団法人日本スポーツ医学検定機構代表理事、東京医科歯科大学再生医療研究センター
(企画:日本スポーツ医学検定機構)
The Illustrated Bi-articular Muscle
連載 図説 二関節筋 8
第8話:なぜ運動制御を進化史から語る必要があるのか?
熊本水賴 KUMAMOTO Minayori
NPO 生体機構制御研究会理事長、京都大学名誉教授 医博
Anti Doping
連載 アンチ・ドーピングの理解と実践 7
禁止表をひもとく~ PART 3 ~
長谷川真帆 HASEGAWA Maho・日本水泳連盟アンチ・ドーピング委員会委員
Sports VisionColumn
連載 スポーツビジョンコラム 8
カーレーサーの「目」/平常心と「目」/スポーツと錯覚
真下一策 MASHIMO Issaku・スポーツビジョン研究会代表
Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」82
スポーツ事故調査の在り方を考える
飯田研吾 スポーツ法政策研究会、兼子・岩松法律事務所、弁護士
Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 32
治療としての海水浴/悪寒と遊泳
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro
Holland: Dutch Manual Therapy
連載 オランダ徒手療法── 臨床で使える、多角的な視点で仮説を立てられる体系的考え方 7
運動を制限する要素の考え方②
──姿勢や運動を制御しているときに何が起こっているのか
土屋潤二 TSUCHIYA Junji・一般社団法人日本オランダ徒手療法協会代表理事
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