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わたしたちはスポーツ医科学専門出版社です

Sportsmedicine No.234, 2021
月刊スポーツメディスン 9・10月合併号

A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,100円(1,000円+税)
年間購読料11,000円(10,000円+税)

専門職としての備え

――選手やスタッフに何を伝えるか


MSM 234

月刊スポーツメディスン 9・10月合併号
Contents Sep-Oct, 2021

Sep-Oct Special
専門職としての備え
――選手やスタッフに何を伝えるか

今給黎氏は、問診や視診、触診、画像診断などを駆使して診断を行いつつ、例外的なケースの情報収集も欠かさない。さらに選手の状況や人生設計も含めて、選手とともに治療方針を決めていく心がけについて伺った。そして山根氏には、アスレティックトレーナーの活動として一般的に想像される枠に囚われず必要なサポート・指導を行うことで、選手や学生自身の想像の余地を広げる、創造していけるようにする「種まき」についてお話しいただいた。


1. 的確な診断に基づき、立場に合わせた説明を
── 整形外科医の立場から
今給黎 直明・(医社)明由会 今給黎整形外科クリニック


2. アスレティックトレーナー教育の中で、学生たちに伝えていること
──「直ちに対応が求められること」にどのように準備しておくか
山根太治・大阪ハイテクノロジー専門学校、JSPO-AT、鍼灸師




投稿
触覚閾値の改善で可能な体性感覚機能の改善と運動機能改善
杉本恵理・公益社団法人 大阪府柔道整復師会 大阪府柔道整復師会専門学校教務部長、柔道整復師、医療情報学修士、あん摩・マッサージ・指圧師、鍼師・灸師

資格 取得関連講習会

Seminar

連載 スポーツ科学と生命科学のクロスロード──分子・細胞生物学で紐解くトレーニングによる生体適応 7
骨格筋によるグルコース取り込みの分子基盤:「なぜ糖質は運動中の最も重要なエネルギー源なのか?」そして「なぜ2型糖尿病患者に運動療法は有効なのか?」
田村優樹・日本体育大学(体育学部/ 大学院体育科学研究科/ 体育研究所) 助教、博士(学術)、JSPO-AT

連載 運動誘発性筋損傷(筋肉痛)の最新科学 5
運動誘発性筋損傷と年齢および性差の関係
山口翔大・慶應義塾大学体育研究所 特任助教、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント 特任助教
稲見崇孝・慶應義塾大学体育研究所 専任講師
神武直彦・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授

連載 アウトドアスポーツ大会救護の必需品 11
低血糖対応
浅井隆之・Polar Bear Trainer’s Team 代表 アスレティックトレーナー

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 29
運動と脳のはたらき
宮下充正・一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク代表理事、東京大学名誉教授

連載 スポーツ医科学論文レビュー──現場での判断の手がかりとして 15 
結果の背景を調べて考える
―― 肉ばなれを例に
紀平晃功・呉竹学園東洋医学臨床研究所、東京医療専門学校専任教員、 修士(保健医療学)、柔道整復師、JATI-ATI

連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 16
スポーツ現場で起こり得るヒヤリハット、アクシデント集(16)

連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 16
呼吸と運動をつなぐ歯車
得原 藍・一般社団法人School of Movement ディレクター、理学療法士、修士(学術)

連載 画像診断からみるスポーツ医学 16
膝窩部の腫瘤性病変
足立拓也・東京医科歯科大学医学部附属病院 放射線診断科、医師

Books

編集をおえて