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Sportsmedicine No.237, 2021
月刊スポーツメディスン 12月号

A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,100円(1,000円+税)
年間購読料11,000円(10,000円+税)

血圧と運動



MSM 237

月刊スポーツメディスン 1月号
Contents January, 2022

January Special
血圧と運動

前田氏には、血圧とは何かについて再確認した上で、高血圧が心筋梗塞や脳卒中のリスクとなること、その予防と改善に運動が効果的なことを、研究データを挙げながらお話しいただいた。運動を始める際の注意点にも触れている。安澤氏には、トレーニング時のリスク管理として血圧測定の活用を聞いた。コミュニケーションを取りながらその時々のクライアントの状態を把握しているという。


1. 血圧とは何か 
── なぜ高血圧が問題なのか
前田清司・早稲田大学スポーツ科学学術院 スポーツ生理学

2. 運動時に血圧測定をする意味 
── パーソナルトレーニングジムでの対応
安澤佳樹・AZ_ONE コンディショニングジム柏の葉



資格 取得関連講習会

投稿
投球障害胸郭出口症候群の保存療法
── 投球中のボールの握りの介入
芝 稜平、松下優香、野上愛美、瀧本 翔・名越整形外科医院、理学療法士
名越 充・名越整形外科医院、医師
高島 誠・Mac’s Trainer Room

Seminar

連載 運動誘発性筋損傷(筋肉痛)の最新科学 8
運動誘発性筋損傷は慣れる!
――Repeated bout effect とは? -Part 1-
山口翔大・慶應義塾大学体育研究所 特任助教、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント 特任助教
稲見崇孝・慶應義塾大学体育研究所 専任講師
神武直彦・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授

連載 スポーツ科学と生命科学のクロスロード──分子・細胞生物学で紐解くトレーニングによる生体適応 10
「活性酸素種」と「酸化ストレス」そして「抗酸化」:複雑な生命現象を過度に単純化することで生じる弊害
田村優樹・日本体育大学(体育学部/ 大学院体育科学研究科/ 体育研究所) 助教、博士(学術)、JSPO-AT

連載 アウトドアスポーツ大会救護の必需品 14
ココヘリ
浅井隆之・Polar Bear Trainer’s Team 代表 アスレティックトレーナー

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 32
スポーツ科学を考える Ⅰ
── スポーツ科学は未熟という知識人
宮下充正・一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク代表理事、東京大学名誉教授

連載 スポーツ医科学論文レビュー──現場での判断の手がかりとして 18 
臨床介入での濃淡
―― 腰痛の治療を例に
紀平晃功・呉竹学園東洋医学臨床研究所、東京医療専門学校専任教員、 修士(保健医療学)、柔道整復師、JATI-ATI

連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 19
脳脊髄液の役割
得原 藍・一般社団法人School of Movement ディレクター、理学療法士、修士(学術)

連載 画像診断からみるスポーツ医学 最終回
膝関節単純X線から疑うこと
足立拓也・東京医科歯科大学医学部附属病院 放射線診断科、医師

連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 19
スポーツ現場で起こり得るヒヤリハット、アクシデント集(19)

Books

編集をおえて