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わたしたちはスポーツ医科学専門出版社です

Sportsmedicine No.242, 2022
月刊スポーツメディスン 7月号

A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,100円(1,000円+税)
年間購読料11,000円(10,000円+税)

スポーツ外傷・障害および疾病調査
――2学会共同声明の意義


MSM 242

月刊スポーツメディスン 7月号

July Special
スポーツ外傷・障害および疾病調査
──2学会共同声明の意義

スポーツ外傷・障害および疾病調査に関する提言書が発表された。これは日本臨床スポーツ医学会と日本アスレティックトレーニング学会の共同声明として出されたものである。今回は、細川氏にスポーツにおけるケガや病気の予防に向けて何が必要なのかについてお聞きした。そして砂川氏には、提言書をまとめるまでの経緯や背景と、8項目の推奨文をそれぞれ解説していただいた。最後に、尾崎氏は、大きなケガを事前に防ぐための取り組みとして、スポーツ現場から離れたところでサポート体制を構築している。具体的にどのようにサポートしているかについて、アプリ活用の方法とともにお聞きしている。


1. データを集めて防げる事故を防ぐ
細川由梨・早稲田大学スポーツ科学学術院

2. 提言書の背景と解説
砂川憲彦・帝京平成大学人文社会学部

3. 遠隔でのサポートにアプリを活用
尾﨑 誠・まと治療院院長、TOP 代表、正智深谷高校バスケットボール部アスレティックトレーナー、GeraldoBallers U15 バスケットボールチームヘッドコーチ、JSPO-AT、鍼灸師あん摩マッサージ指圧師



今回は、スペシャルレポートとして大学の体育にARスポーツを取り入れた事例を紹介している。


連載 カラダの科学を支える数学──スポーツ医/ 科学のための数学の使い道 4
統計(3)──「関係がある」の統計学
岡野真裕・神戸大学大学院人間発達環境学研究科

Special Report
大学体育教育の新しい価値の創造へ
──ARスポーツを導入した芝浦工業大学の目指すもの

Seminar

資格 取得関連講習会

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 37
走幅跳競技者に役立つ最新の研究成果:踏切動作の平面的理解から立体的理解へ
佐渡夏紀・筑波大学体育系
深代千之・日本女子体育大学

連載 スポーツ医科学論文レビュー──現場での判断の手がかりとして 23
情報収集のジレンマ
―― 足関節捻挫の検査の精度を例に
紀平晃功 呉竹学園東洋医学臨床研究所、東京医療専門学校専任教員、 修士(保健医療学)、柔道整復師、JATI-ATI

連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 24
頭部の動きと眼の動き
得原 藍・一般社団法人School of Movement ディレクター、理学療法士、修士(学術)

連載 形状と機能 5
足関節周囲の安定化について
壇 順司・帝京大学 福岡医療技術学部 理学療法学科

連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 24
スポーツ現場で起こり得るヒヤリハット、アクシデント集(24)

Books

編集をおえて