Sportsmedicine No.252, 2023
月刊スポーツメディスン
A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,100円(1,000円+税)
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特集1 大会救護の一例から/特集2 保存療法を考える(2)
MSM 252
月刊スポーツメディスン 7月号
Contents July, 2023
July Special
特集1 大会救護の一例から/特集2 保存療法を考える(2)
今回は2つの特集でお送りする。1つは大会救護の体制づくりにおいて、教育の場として、また多職種連携の場としての救護という発想を取り入れた北川氏に話をお聞きした。柔道整復師のあり方についての危機感も踏まえてのことであるようだ。選手たちが安心してプレーできる場所をつくるための努力である。次に、前号の特集「保存療法」に続いて笹原氏へのインタビューである。大学生アスリートを中心として治療を担ってきた中で、保存療法についての考え方が確立してきたという。
特集1 大会救護の一例から
1. 救護体制づくりが教育の場にも
── 多職種連携の可能性を探る
北川 睦・むつみ接骨院院長、柔道整復師
特集2 保存療法を考える(2)
1. アスリートにとってのベストな選択肢を提示する
笹原 潤・帝京大学スポーツ医科学センター、整形外科医
Special Report
第1回ケアラー学会
── 特定非営利活動法人ケアラー健康協会
連載 スポーツにおけるLGBTQ+、トランスジェンダーアスリートに関連した倫理的課題 6
陸上競技の不正との闘いの歴史から、“性”を考える
貞升 彩・整形外科医師・医学博士、スポーツ倫理・インテグリティ修士、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、千葉大学大学院医学研究院整形外科学客員准教授
連載 カラダの科学を支える数学──スポーツ医/ 科学のための数学の使い道 14
微分・積分(2):関数の形と「最適化」
岡野真裕・神戸大学大学院人間発達環境学研究科
連載 産前産後の生理学と社会課題 10
産後女性の局所疲労改善のための運動生理学的アプローチ(その3)
── バウンス運動の実践は心臓の元気度を確認できる+気分UP!
寅嶋(桜井)静香・京都工芸繊維大学研究員
Seminar
連載 スポーツ医科学論文レビュー──現場での判断の手がかりとして 33
協働のために理解する
―― 鍼治療を例に
紀平晃功 呉竹学園東洋医学臨床研究所、東京医療専門学校専任教員、 修士(保健医療学)、柔道整復師、JATI-ATI
連載 ストリートダンスで起こりやすいケガとその予防 3
ストリートダンスの分類
塩﨑由規・練間堂 院長、アルファ医療福祉専門学校教員、柔道整復師、鍼灸師
連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 34
蓄尿と排尿
得原 藍・一般社団法人School of Movement ディレクター、理学療法士、修士(学術)
資格 取得関連講習会
連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 34
スポーツ現場で起こり得るヒヤリハット、アクシデント集(34)
Books
編集をおえて