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Sportsmedicine No.256, 2023
月刊スポーツメディスン

A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,100円(1,000円+税)
年間購読料11,000円(10,000円+税)

Save the meniscusの先へ
──半月板損傷の治療方針



MSM 256

月刊スポーツメディスン 12月号
Contents December, 2023

December Special
Save the meniscusの先へ──半月板損傷の治療方針


半月板を守ろう(Save the Meniscus)と提唱されてきたことについて、今回は整形外科医の三谷氏にお聞きしている。半月板の問題に起因する膝の引っかかりや痛みなどの代表的な症状や診断、治療について、多くの症例とともにご紹介いただく。またかつて半月板の切除が行われてきた背景や、なぜ半月板を守るべきとなったのかをわかりやすく教えていただいた。より長期的な観点から、選手として長く活躍することはもちろん、競技を退いても続く人生を健康に暮らしていくために、打てる手立てがあるようだ。


1. 半月板損傷の診断と治療、復帰までの流れ
三谷玄弥・寒川病院整形外科、スポーツ関節鏡センター、東海大学外科学系整形外科学、ESSMS 東湘医院、スポーツドクター


special reportでは、第24回高所トレーニング国際シンポジウム2023で大会長を務めた半田秀一氏へ開催の模様をお聞きしている。

Special Report
第24回高所トレーニング国際シンポジウム2023を開催して

連載 スポーツにおけるLGBTQ+、トランスジェンダーアスリートに関連した倫理的課題 最終回・10
二極化する世界でどう進むか
貞升 彩・整形外科医師・医学博士、スポーツ倫理・インテグリティ修士、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、千葉大学大学院医学研究院整形外科学客員准教授

連載 カラダの科学を支える数学──スポーツ医/ 科学のための数学の使い道 18
確率(2):期待値
岡野真裕・神戸大学大学院人間発達環境学研究科


連載 産前産後の生理学と社会課題 14

社会課題と向き合う上での第三者評価:協働的支援機関からの意見表出の重要性
── 協働的な健康支援の提案その3
寅嶋(桜井)静香・京都工芸繊維大学研究員

Seminar

連載 スポーツ医科学論文レビュー──現場での判断の手がかりとして 37
用語の正しい使い方を意識する
―― 慢性足関節不安定症を例にに
紀平晃功 呉竹学園東洋医学臨床研究所、東京医療専門学校専任教員、 修士(保健医療学)、柔道整復師、JATI-ATI


連載 ストリートダンスで起こりやすいケガとその予防 7
Locking dance(ロッキングダンス)
塩﨑由規・練間堂 院長、アルファ医療福祉専門学校教員、柔道整復師、鍼灸師

連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 38
舌骨の運動
得原 藍・一般社団法人School of Movement ディレクター、理学療法士、修士(学術)

資格 取得関連講習会

連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 38
スポーツ現場で起こり得るヒヤリハット、アクシデント集(38)

Books

編集をおえて