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安全を守る知識と資料の本！
水泳プールでの重大事故を防ぐ

編集／財団法人 日本水泳連盟
協力／社団法人 日本マスターズ水泳協会
B5判　152頁　並製　本文横組13級
定価2,000円（＋税）　【完売】

■プール・水泳関係者のためにまとめた「なければ困る」「必ず役立つ」実践書
　水泳は、競技としても、また健康増進、疾病予防、リハビリテーションなどに効果的なスポーツ・運動としても国民に広く愛され、親しまれています。
　しかし、昨年夏に起きた埼玉県の市営流水プールでの女子小学生の吸水口死亡事故や水泳中のでき水事故、飛び込み事故など、いったん事故が起きると重大な結果になることが少なくありません。また近年、ますます盛んになっているマスターズ水泳大会でも、中高年スイマーの死亡事故がこの数年連続して発生しています。
　（財）日本水泳連盟は、より安全で合理的な水泳指導・管理方法の徹底を図ることは重要な社会的使命であるとの認識の下、平成17（2005）年７月には、水泳プールでの飛び込み事故の予防のために「プール水深とスタート台の高さに関するガイドライン」を作成し、公表しました。
　さらに昨今の水泳プールで発生している重大事故について、その背景を探り、具体的な予防対策を講じ、ひいては、一層の安全で合理的な水泳の普及・振興を図ることを目的として、去る2007年２月12日、横浜にて公開シンポジウム『水泳プールでの重大事故を防ぐ』を開催。全国から284名が参加し、関心の高さがうかがわれました。本書は、そのシンポジウムの内容を基盤に、最新の情報と資料等を加えて編集されたものです。
　現場に役立つように、「重要なことをわかりやすく」、具体的なデータを入れて記述した、水泳プールでの安全管理に役立つ実践書です。
■目次

巻頭言
財団法人 日本水泳連盟会長・林　利博
社団法人 日本マスターズ水泳協会会長・大崎剛彦

１．水泳プールでの重大事故の実態とその予防　　武藤芳照 1章サンプル（*注1）
２．水泳プールの吸・排水口事故の実態とその予防　　山本　浩 2章サンプル（*注1）
３．マスターズ水泳に伴う死亡事故の背景とその予防　　上野勝則・武藤芳照 3章サンプル（*注1）
４．マスターズ水泳に伴う重大事故を防ぐために　　土倉敏男 4章サンプル（*注1）
５．飛込競技での重大事故の背景とその予防　　伊藤偵之 5章サンプル（*注1）
６．「プール水深とスタート台に関するガイドライン」の目指すもの　　鈴木浩二 6章サンプル（*注1）
７．バイオメカニクスからみた飛び込み事故の特徴と予防への提言　　野村照夫 7章サンプル（*注1）
８．水泳プールでの重大事故の法律的問題　　望月浩一郎 8章サンプル（*注1）
［コラム］水泳プールでの管理者に求められる重大事故を防ぐための工夫と注意　　坂元　要

【巻末資料】
１．日本水泳連盟プール公認規則
２．マスターズ水泳競技会（競泳）規則
３．水泳プールでの重大事故の最近の事例集　　高橋宗良
４．プールの安全標準指針

●公開シンポジウム「水泳プールでの重大事故を防ぐ」の概要

あとがき　　武藤芳照
（*注1）
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