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月刊トレーニング・ジャーナル 2006年9月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2006年9月号(通巻323号)





特集/神経系トレーニング
——よい反応と動作を獲得するには

 神経系トレーニングについて、少し違った方向から光を当ててみた。まず、スポーツの現場で実践する東根氏と、神経生理学の柳原氏、バイオメカニクスの平島氏の座談会で、神経系トレーニングでは何が起こっているのかについて掘り下げる。次に、動作において最適なレベルに力を抜くことの重要性とそのヒントについて木塚氏にお聞きした。脇元氏には神経系の関与の重要性についてリハビリテーション現場ならではの立場からお聞きし、最後に泉原氏からヨーロッパでのコーディネーショントレーニング例を紹介いただいた。それぞれの現場でアレンジして活用いただきたい。

1. [座談会]神経系トレーニングを考える
——神経生理学、バイオメカニクスから
東根明人・順天堂大学スポーツ健康科学部助教授
柳原 大・東京大学大学院総合文化研究科・生命環境科学系・助教授
平島雅也・東京大学大学院学術研究支援員

2. 必要以上の力はいらない
——余分な力を抜くためのヒントとして
木塚朝博・筑波大学大学院人間総合科学研究科助教授

3. 神経系の関与からリハビリテーションを考える
脇元幸一・清泉クリニック整形外科スポーツ医学センター施設長、理学療法士

4. ジュニア・ユース年代におけるサッカーのコーディネーショントレーニング
泉原嘉郎・1.FC.ロコモティブライプチヒ・コーディネーションコーチ






シーズンを戦い抜くためのコンディションづくり 5
フィジカルチェックによる客観的指標 Part 1
菅野 淳・ジュビロ磐田

新連載 競技力向上のインテリジェンスラウンジ 1
English Institute of Sport (EIS)の仕組みとアスリートへの対応
―― 第 1 回インテリジェンスラウンジより
トビアス・バイネルト・国立スポーツ科学センタースポーツ情報研究部

チームビルディング——個を活かすための組織づくり 8
モチベーションのマネジメント
福富信也・東京ヴェルディ1969サッカースクール小山支部コーチ

スポーツトレーニングの誤解を解く——科学的に、かつわかりやすく面白く 17
「コアトレーニング」を考える:
流行のトレーニングの捉え方 1
谷本道哉・国立健康・栄養研究所特別研究員

対談「世界と闘うコーチング」 14
世界で勝つための戦略と準備[前編]
近藤欽司・卓球女子ナショナルチーム監督
対談ホスト:青柳 徹・日本体育大学女子短期大学部講師、(財)日本スケート連盟スピードスケート強化副部長

マトヴェーエフ博士は語る 16
マクロサイクル、ミドルサイクル、ピリオド、休息について
魚住廣信・平成スポーツトレーナー専門学校校長、Ph.D

メンタルトレーニング——何がどのように役立つか 8
メンタルトレーニングの指導と自律訓練法
楠本恭久・日本体育大学教授

トップアスリートの身体感覚 2
トライアスロン
中西真知子 (NTT 東日本・NTT 西日本)

KEY WORD
スクリューホームムーブメント Screw home movement
――膝を伸ばしたときに安定させる仕組み
金 勝乾・順天堂大学医学部附属練馬病院整形外科・スポーツ診療科

技術向上のためのグレーディングシステム 5
グレーディングと個性について
井上恵三・井上恵三スキー学校校長

海外スポーツ医科学情報——英国ラフバラからの便り 3
ワールドカップとウィンブルドンから
上向貫志・武蔵大学人文学部助教授、ラフバラ大学客員研究員





Message to Sports/スポーツ医学のリーダーが今後目指すもの 中嶋寛之 横浜市スポーツ医科学センター長
ON THE SPOT/現場から
話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:久米秀作
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