月刊トレーニング・ジャーナル 2006年12月号
月刊トレーニング・ジャーナル
2006年12月号(通巻326号)
特集/現場で活用できるツール
今回は、スポーツの現場に携わるさまざまな立場の方が登場する。佐々木正省氏にはタイヤ引きの原理によるトレーニング器具について、またアスレティックトレーナーである鈴木秀明氏には自作のツールについての考え方を、河野徳良氏には冷やすための氷の2通りの活用についてインタビュー。樋口彰美氏には、ストレングスコーチとして、またパーソナルトレーナーの立場からは丸茂大介氏にそれぞれ現場で使うツールを紹介していただいた。最後に、ゲーム分析や動作の比較に使えるソフトウェアについて、村田祐造氏にお聞きした。ツールがあると可能性も広がる。ヒントとなれば幸いである。
1. 爆発的なスピードとパワーを高める“バネ”の力
佐々木正省・足利工業大学教授、スポーツ科学研究室
2. 自作のツールも利用
鈴木秀明・FTA代表、あんまマッサージ指圧師
■冷やすためのツールとしての氷
河野徳良・日本体育大学講師
3. 目的に応じたツールの使用例とそのバリエーション
〜現場リポート〜
樋口彰美・スポーツコンディショニング アーク代表、アイシンAWバスケットボール部、コマツ女子柔道部トレーニングコーチ
4. パーソナルトレーナーの立場で使えるツール
丸茂大介・(有)スポーツネットワークサービス所属パーソナルトレーナー、NSCA-CPT
5. 考える選手を育てるためのコーチングツール
村田祐造・スマイルワークスeコーチング研究所
スポーツトレーニングの誤解を解く——科学的に、かつわかりやすく面白く 20(最終回)
クレアチンは肉ばなれを起こしやすくするのか?
スポーツと筋力にまつわるいくつかの誤解
谷本道哉・国立健康・栄養研究所特別研究員
Progressing WORLD 競技力向上のスポーツ情報戦略
JISS スポーツ情報研究部
シーズンを戦い抜くためのコンディションづくり 8
機能的なウォームアップとクールダウン Part 2
菅野 淳・ジュビロ磐田
チームビルディング——個を活かすための組織づくり 11
課題達成効率
福富信也・東京ヴェルディ1969サッカースクール小山支部コーチ
投稿
投球障害予防のための試み2
——野球選手の機能的検査について考える
近藤英隆・若田接骨院院長、ワカタアスリートジム主宰
マトヴェーエフ博士は語る 19
筋力トレーニングとアメリカのピリオダイゼーションの考え方
魚住廣信・平成スポーツトレーナー専門学校校長、Ph.D
Report
「スポーツ NPO と企業」の今後
――「スポーツ NPO フェスティバル 2006 」より
KEY WORD
肩鎖関節脱臼 acromioclavicular dislocation
――ラグビーでは、保存療法という選択肢も
高澤俊治・高澤整形外科院長
トップアスリートの身体感覚 5
ソフトボール
高山樹里 (豊田自動織機)
心拍数を使いこなす 11
心拍数(脈拍数)とオーバートレーニング
杉田正明・三重大学教育学部
海外スポーツ医科学情報——ドイツ・ヘッセンからの便り 6
ドイツで理学療法士になるために必要なこと
岡田 瞳・ノードヘッセン専門大学在学中
Message to Sports/答えを求めるのではなく、プロセスとヒントからつかんでほしい 若林憲一 富士アスレティック&ビジネス専門学校副校長
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