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月刊トレーニング・ジャーナル 2008年1月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2008年1月号(通巻327号)





特集/現場でできるコンディショニングチェック


 簡便に、効果的にコンディショニングをチェックすることによって練習内容を見直す契機となる。今回の特集では、まず佐藤晃一氏に、通常のトレーニングの延長で身体の機能をチェックする視点を提供いただく。そして、石上惠一氏にはスポーツ歯学の立場から身体バランスと咬合についてお聞きした。選手の記録をもとに、個別の対応が必要だと話す鈴木岳氏の話も興味深い。最後に、吉本完明氏へバスケットボールの競技特性に応じたチェック項目を作成した経緯について、またそれに基づいて実際に現場でチェックに役立てている様子について小山孟志氏にお聞きした。


1. 動きを見ることがチェック方法
佐藤晃一・アスレティックトレーナー、ATC

2. 正しく噛めることをチェックしよう
——全身のバランスと咬合の関係
石上惠一・東京歯科大学教授、スポーツ歯学研究室主任

3. コンディションに影響する要因を探す
——まず、チェックシートをつけることから
鈴木 岳・r-body project 代表、ATC

4. 競技に応じた測定種目をみつけ、データを取る
——関東大学バスケットボール連盟での取り組み
吉本完明・関東大学バスケットボール連盟トレーナー部会委員長、青山学院大学

[バスケットボールの現場で行っているチェック]
小山孟志・東海大学男子バスケットボール部ストレングスコーチ、日立サンロッカーズストレングスコーチ



Progressing WORLD 競技力向上のスポーツ情報戦略
JISS スポーツ情報研究部

Special Report-1
トレーニング科学はどこまで解明したのか
―― 日本トレーニング科学会第20回記念大会より

Special Report-2
「アスリートのためのライフスキルプログラム」
――日本スポーツ心理学会第34回大会でシンポジウム開催

Special Report-3
日米プロ野球の S & C 事情 ①
――NSCAジャパンカンファレンス2007より

データで見るプロ野球選手の身体的特性 2
日本人プロ野球選手の体格の推移 後編
―― 体重および BMI の推移(1950 〜 2007)
中山悌一・立命館大学客員研究員

トレーニングプログラムを考える 7
シーズン中のトレーニングについて①
小平健太郎・東京工業大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ
朝倉全紀・鹿島ディアーズ ディレクターオブストレングス&コンディショニング
角 勝義・パナソニック女子陸上競技部コンディショニングディレクター

KEY WORD
密息 missoku
――蘇る日本古来の呼吸法
中村明一・作曲家、尺八演奏家、洗足学園音楽大学大学院講師、桐朋学園芸術短期大学講師

投手のつくり方 12
投手育成のプロセス
―― 強みを生かし、スタイルを創る
能勢康史・コンディショニングコーチ

共鳴できるコンディショニングプログラムづくり 10
他者と効果的な関わりを持つ
―― チームトレーニングにおける「場」の構築
南川哲人・立命館大学ストレングス&コンディショニングコーチ、日本トレーニング指導者協会(JATI)近畿支部スタッフ、NSCA-CPT、CSCS

海外スポーツ医科学情報——オーストラリア・パースからの便り 19
選手に伝えたいこと
堀 成宏・Edith Cowan University博士課程在籍中





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