月刊トレーニング・ジャーナル 2008年7月号
月刊トレーニング・ジャーナル
2008年7月号(通巻345号)
特集/肩の痛みにどう対処するか
スポーツにおいて、肩に痛みを生じることはまれではない。まず、整形外科の立場から上本宗忠医師に総論的なお話をお聞きした。八木茂典氏は、理学療法士でありアスレティックトレーナーとコーチの顔も持つが、水泳での肩の痛みにどう対処しているかについて、さらにコンタクトスポーツの典型例でもあるラグビーについては、より競技特性に合ったアスレティックトレーナーの明石渡海男氏にお聞きしている。フリークライマーの金谷名恵選手には、肩のケガからどのように復帰したか、また現在も続く専門家によるサポート体制について語っていただいた。
1.肩の痛みの意味するものとは
上本宗忠・かみもとスポーツクリニック院長
2.水泳選手における肩の痛み
——そのメカニズムを考える
八木茂典・東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 運動器外科学分野、PT、日体協公認AT、JOC強化スタッフ、日本水泳トレーナー会議会員
3.ラグビーで求められる動作に合わせたメニューを
明石渡海男・ヤマハ発動機ジュビロトレーナー、アスリートケア・エム所属
4.専門職のチームで肩の痛みを克服
金谷名恵・フリークライマー、(株)マルハン所属
新連載 クイックリフトを活用しよう 1
トレーニングルームの基本的なツール
下嶽進一郎・日本体育大学スポーツトレーニングセンター
Progressing WORLD 競技力向上のスポーツ情報戦略
JISS スポーツ情報研究部
トップアスリートの身体感覚 20
ウェイトリフティング 三宅宏美 (アセット・マネジャーズ)
データで見るプロ野球選手の身体的特性 8
プロ野球選手の形態と生涯成績の関係について
中山悌一・立命館大学客員研究員
トレーニングプログラムを考える 13
トレーニングにおける測定と評価
小平健太郎・東京工業大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ
冨樫 司・オービックシーガルズアスレティックトレーナー
長澤誠浩・フィジックス代表、早稲田大学水泳部ストレングスコーチ
メールで語る井戸端会議——子育てと仕事 5
再チャレンジ、さらなる不調
桜井静香・パーソナルトレーナー、健康運動指導士
伊藤句里子・アスレティックトレーナー
共鳴できるコンディショニングプログラムづくり 16
トレーニング指導者の立場を理解する
――チームと有機的に関わるために
南川哲人・立命館大学ストレングス&コンディショニングコーチ、日本トレーニング指導者協会(JATI)近畿支部スタッフ、 JATI認定トレーニング指導者
アスレティックトレーナー活動における臨床教育 3
臨床学的アプローチとは何か①
藤井 均・浜松大学講師、ATC、日体協公認AT
海外スポーツ医科学情報——フランス・ブルゴーニュからの便り(1) 25
フランス留学を決めた理由
太田 徹・ブルゴーニュ大学 Dipolme Universitaire de Preparation Physique在籍、Dijon Football Cote d'Or Group CFA2インターン生、CSCS
ある一日/自然な役割分担と情報共有 神谷 実 アシスタントアスレティックトレーナー
ON THE SPOT/現場から
NEW ITEM/新商品紹介
話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:山根太治
人物ファイル/本多奈美、石橋秀幸
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