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月刊トレーニング・ジャーナル 2008年8月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2008年8月号(通巻346号)











特集/基本となる姿勢を見る、つくる

 スポーツ中のさまざまな動作で、基本となるものは決まってくる。なぜそうなのか、改めて考えてみた。まず山本紳一郎氏に、神経制御の1つの要因として、反射の働きについてお聞きした。スポーツの現場的な観点からは、アスレティックトレーナーの原賢二氏、そして理学療法士の小泉圭介氏に、姿勢を見る際にどのような点に気をつけているかをお聞きした。空手における姿勢づくりについては渡邊直行氏へインタビュー。最後に平島雅也氏には、動作中の姿勢の変化が及ぼす影響について、瞬間的作用と蓄積的作用の2つを解説していただいた。

1.反射も目的に応じて制御される
——姿勢を考える基礎として
山本紳一郎・芝浦工業大学システム工学部生命科学科准教授

2.その人の状態が姿勢に出る
——問題点を推察する手がかり
原 賢二・久留米大学経済学部講師、筑波大学大学院博士課程在籍中

3.姿勢を見て偏りを考える
——競技に由来するバランスの悪さ
小泉圭介・国立スポーツ科学センタースポーツ医学研究部、理学療法士

4.瞬間的作用と蓄積的作用が動作に影響する
——姿勢自体が動作に及ぼすもの
平島雅也・日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院 教育学研究科

5.極意はすべて基本にある
——空手における基本姿勢
渡邊直行・空手技術研究塾塾長




クイックリフトを活用しよう 2
パフォーマンス改善に向けたトレーニングの基本的な姿勢と動作
下嶽進一郎・日本体育大学スポーツトレーニングセンター
槇野陽介・日本体育大学スポーツトレーニングセンター

Progressing WORLD 競技力向上のスポーツ情報戦略
JISS スポーツ情報研究部

投稿
有志チームでスポーツ外傷予防プロジェクト
大見頼一・日本鋼管病院リハビリテーション科、理学療法士

データで見るプロ野球選手の身体的特性 9
日本人プロ野球選手の優秀選手と一般選手の年齢と体格の推移(1950 〜 2007年)
中山悌一・立命館大学客員研究員

トレーニングプログラムを考える 14
ケガ人への対応について①
小平健太郎・東京工業大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ
西村 忍・慶應義塾大学体育研究所助教、PhD、ATC、CSCS
岡田 隆・了徳寺大学健康科学部整復医療・トレーナー学科助教、理学療法士、日体協AT、CSCS、JATI-ATI

メールで語る井戸端会議——子育てと仕事 6
2 人目の決断、悲しい現実
桜井静香・パーソナルトレーナー、健康運動指導士
伊藤句里子・アスレティックトレーナー

共鳴できるコンディショニングプログラムづくり 17
いかに最適なトレーニングを提案するか
――トレーニングプログラムの作成
南川哲人・立命館大学ストレングス&コンディショニングコーチ、日本トレーニング指導者協会(JATI)近畿支部スタッフ、 JATI認定トレーニング指導者

映像分析から考えるトレーニングメニュー 2
映像計測による「見える化」
――測ることで見えてくるもの
村田祐造・NPO法人日本 e コーチング協会副理事長
宮崎善幸・NPO法人日本 e コーチング協会顧問、東京YMCA社会体育・保育専門学校アスレティックトレーナーコース主任講師

海外スポーツ医科学情報——カナダ・トロントからの便り(1) 26
トロントは人種のるつぼ
政二 慶・トロントリハビリテーションセンター(カナダ)研究員


ある一日/「個」の力を 1 つに 鹿児島女子高校陸上部
ON THE SPOT/現場から
話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:板井美浩
人物ファイル/八木茂典、村田祐造

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