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月刊トレーニング・ジャーナル 2008年10月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2008年10月号(通巻348号)












特集/身体的なバランスを整える

今月は身体的バランスについて取り上げた。競技特性に応じてバランスの取れた身体づくりをどのようにしていくかについての部分に主眼を置いている。まず、アスレティックトレーナーとしてのバックグラウンドを持ちつつ、トレーニングに対する理解の深い甲谷洋祐氏に、バレーボールで求められる身体要素を高める方法についてお聞きした。飯田潔氏には、足を含めた全身をどのように評価し、靴や足底板の提案に結び付けているかについて、そして角勝義氏には陸上競技の中長距離における特性と対応についてインタビューした。

1.ウォーミングアップ、トレーニングも身体バランスを考慮
甲谷洋祐・武富士バンブー(女子バレーボール部)アスレティックトレーナー・ストレングス&コンディショニングコーチ

2.足から見たバランス
飯田 潔・フットレスキュー代表

3.エクササイズによるバランスの修正
角 勝義・パナソニック陸上部




メールで語る井戸端会議——子育てと仕事 8
桜井静香・J-Spiritアドバイザー、健康運動指導士
伊藤句里子・アスレティックトレーナー

クイックリフトを活用しよう 4
一連の動作獲得のための補助種目
―― 分習的に技術を理解する
下嶽進一郎・日本体育大学スポーツトレーニングセンター

投稿
足関節のテーピング方法に関する提案
宮本大輔・(株)国際スポーツ医科学研究所

データで見るプロ野球選手の身体的特性 11
プロ野球選手の体力①
―― 筋力(握力、背筋力、腹筋力)
中山悌一・立命館大学客員研究員

トレーニングプログラムを考える 16
遠征および合宿におけるトレーニング
小平健太郎・東京工業大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ
菊地真也・早稲田大学スポーツ科学学術院客員講師、全日本スキー連盟アルペンチームフィジカルコーチ
多田久剛・帝京平成大学現代ライフ学部講師、元日本ハムファイターズコンディショニングコーチ

Special Report
メジャーリーグ開幕戦におけるサポート
―― メディカルリエゾンとしての帯同
大木 学・帝京大学ラグビー部アスレティックトレーナー、トライ・ワークス所属、ATC
永井宏和・リコーラグビー部メディカル兼通訳、トライ・ワークス所属、ATC

共鳴できるコンディショニングプログラムづくり 19
いかに選手へ働きかけるか
――トレーニングをよりよいものにするために
南川哲人・立命館大学ストレングス&コンディショニングコーチ、JATI近畿支部スタッフ、JATI-ATI

映像分析から考えるトレーニングメニュー 3
パフォーマンスの全体像を整理する技術
――田の字のマトリクス分析
古田仁志・日本 e コーチング協会理事長、U20ラグビー日本代表コーチ
村田祐造・同協会副理事長

海外スポーツ医科学情報——カナダ・トロントからの便り② 28
運動科学者の出番
政二 慶・トロントリハビリテーションセンター(カナダ)研究員





ある一日/「現場」で適切な処置を行う 
内村清寛 トレーナー(高校サッカー)
ON THE SPOT/現場から
話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:山根太治
人物ファイル/西村典子、小笠原一生

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