月刊トレーニング・ジャーナル 2010年11月号
月刊トレーニング・ジャーナル
2010年11月号(通巻373号)
特集/動きを表現する言葉
動きを指導し、伝えていくために何が必要だろうか。身振り手振りも重要だが、言葉にして表現することで、目的とする動きを探るうえで重要なヒントになることがある。前田氏には、野球の動作指導について、佐々木氏にはアフォーダンスという観点からお聞きした。津田氏にはリズムを通した動きづくりについて、そして中村氏にはピラティスなどの指導における言葉の選び方についてインタビューした。
1.「事実」を知り、具体的に伝える
——野球の動作指導での言葉
前田 健・BCSベースボールパフォーマンス代表
2.動きづくりとリズム
——タメとタイミングが重要
津田幸保・美作大学生活科学部准教授、陸上競技部監督、CSCS
3.環境の意味を探るための言葉
——アフォーダンスの視点から
佐々木正人・東京大学大学院教育学研究科教授
4.相手に合わせた言葉を
——イメージを伝える
中村尚人・理学療法士、ヨガインストラクター、ピラティスインストラクター、介護支援専門員
新連載 セルフコンディショニング能力を高める 1
クールダウン
――安全に運動を終えて回復に向かう
松村 誠・龍谷大学ストレングス&コンディショニングコーチ
スポーツ医科学トピックス 2
筋肉痛とトレーニング効果
―― no pain, no gain?
川田茂雄・東京大学大学院総合文化研究科特任講師、早稲田大学スポーツ科学未来研究所客員研究員
用具と環境を考える 7
フィギュアスケート編
藤田のぞみ・葵接骨院院長、柔道整復師、メディカルトレーナー
身体言葉(からだことば)に学ぶ知恵 12
喉元過ぎれば熱さ忘れる
辻田浩志・腰痛館代表
スポーツ現場で知っておきたいクスリの話 23
貧血
原田知子・千葉大学アメリカンフットボール部アスレティックトレーナー、薬剤師、ATC
メールで語る井戸端会議——子育てと仕事 32
食は大事なプロジェクト
桜井静香・早稲田大学スポーツ科学未来研究所客員研究員、J-spiritアドバイザー、健康運動指導士
伊藤句里子・アスレティックトレーナー
データで見るプロ野球選手の身体的特性 36
日本人選手と外国人選手の比較①
―― 選手数・年齢・身長
中山悌一・立命館大学客員研究員
スポーツ情報戦略とは何か 5
スポーツ情報戦略を行うフィールド
久木留 毅・専修大学准教授、JOC情報戦略部会長、日本レスリング協会男子強化委員会テクニカル・ディレクター兼ナショナルチームコーチ
わかりやすいスポーツバイオメカニクス 13
フォースプレートって何?
吉田康行・お茶の水女子大学リーダーシップ養成教育研究センター、アカデミックアシスタント
これからはじめる乳酸値 16
アーチェリーにおける乳酸値の利用
澤野 博・ユニット代表、フィジカルコーチ、CSCS、NSCAジャパン南関東アシスタント地域ディレクター、JADA-DCO
投稿
心臓震盪予防の観点から捕球指導を考える(後編)
——胸でボールを止めるのは間違いか?
伊藤博一・帝京平成大学現代ライフ学部講師、体育科学博士
クイズで確認 7
トレーニングにおける年齢差および性差に関する問題
ある一日/一人ひとりに合わせたトレーニングを 相川浩一 トレーニング指導者
ON THE SPOT/現場から
話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:山根太治
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