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月刊トレーニング・ジャーナル 2011年7月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2011年7月号(通巻381号)







特集/動的バランス


 止まっている状態でバランスを保つのと、動いている状態でのバランスを保つのはおそらく大きく異なるだろう。動的バランスという観点から、求める動きを行うためにどういったことが必要になるのかについて、野球の投球動作、カヌースラローム、スピードスケートについてお聞きした。また、陸上競技のスタビリティトレーニングについてもお聞きしている。

1. 関節運動における位置的バランスの重要性
山本隼年・アスレティックトレーナー、日体協AT、CSCS、NSCA-CPT

2. 競技パフォーマンスのための動的バランス
小林敬和・中央学院大学教授、国際陸連CECS上級講師、JOCナショナルトレーニングセンター専任コーチングディレクター(陸上競技)

3. カヌーにおけるバランス
──受身ではない戦略的なコントロール
小田弘美・株式会社ウルトラC代表取締役社長、御岳ライフセーバーズ協会会長

4. バランスを支える感覚
青柳 徹・日本体育大学准教授、スケート部部長、インラインホッケー部顧問




Special Report
個人事業主の働き方と最高裁判決
──その働き方は「労働者」か?

新連載 コンディショニング科学カンファレンス 1
ストレッチングの有効性
山本利春・国際武道大学教授
山口太一・酪農学園大学講師

ドイツにおける選手育成の考え方 3
ドイツのサッカークラブに見られる育成構想
川口征夫・スポーツ開発研究所代表

スポーツ・コンディショニングドクターの仕事 4
的確な判断で選手を守る
──スポーツ現場での役割(試合編)
中里伸也・Nクリニック院長

手軽なチェックと改善アプローチ 8
骨盤後傾位へのより具体的なチェック方法と改善アプローチ
弘田雄士・コンディショニングコーチ、CSCS、タチリュウ・コンディショニングジム所属

セルフコンディショニング能力を高める 9
アイシングの実際
伊藤佐保子・PEP Osaka、日体協 AT、健康運動指導士、鍼灸師

スポーツ医科学トピックス 10
スポーツと遺伝学的検査(2)
川田茂雄・東京大学大学院総合文化研究科特任講師、早稲田大学スポーツ科学未来研究所招聘研究員

身体言葉(からだことば)に学ぶ知恵 20
懐に入る
辻田浩志・腰痛館代表

スポーツ現場で知っておきたいクスリの話 31
サプリメント
原田知子・千葉大学アメリカンフットボール部アスレティックトレーナー、薬剤師、ATC

メールで語る井戸端会議——子育てと仕事 40
戦わず、想いとともに生きる
桜井(寅嶋)静香・早稲田大学スポーツ科学未来研究所客員研究員、健康運動指導士
伊藤久里子・アスレティックトレーナー

わかりやすいスポーツバイオメカニクス 19
日本のスポーツバイオメカニクスを振り返る
阿江通良・筑波大学人間総合科学研究科教授

クイズで確認 13
ウォームアップとストレッチングに関する問題





ある一日/フィジカルトレーニングに支えられた強豪チーム 田中祐介 アスレティックトレーナー(大学サッカー部)
ON THE SPOT/現場から
話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:山根太治

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