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月刊トレーニング・ジャーナル 2011年9月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2011年9月号(通巻383号)






特集/セルフモニタリング
──身体感覚を活用する



 刻々と変わり続ける状況の中で、スポーツ選手は関節角度、どこに力が入っているかなど、自分の身体がどのようになっているかについて、なんらかの方法で把握しているはずである。そうした「セルフモニタリング」について、選手、コーチ、研究者の立場からお聞きした。身体感覚をパフォーマンスに活かすためのヒントとしていただきたい。

1. 筋肉で感じ取って動きを改善
──デュアスリートの身体感覚
藤崎直哉・茅ヶ崎市消防署消防副士長、デュアスロン選手

2. 自分の身体を気にすることから始まる
小田啓之・履正社医療スポーツ専門学校、日体協AT、NSCA-CPT

3. 環境の中で統合される身体感覚
樋口貴広・首都大学東京人間健康科学研究科准教授、PhD

4. 物理法則と身体感覚
松井陽子・全日本スキー連盟フリースタイル部強化委員、日本オリンピック委員会ナショナルトレーニングセンター拠点ネットワーク・情報戦略事業アシスタントディレクター、Body Element Pilatesトレーナー、Art Form in Italy 認定 MasterStretch_トレーナー

5. 具体と抽象を行き来する身体感覚
山下大地・京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程、日本学術振興会特別研究員、神戸大学アメリカンフットボール部RAVENSコーチ



投稿
スクリューホームムーブメントをもたらす膝関節形状に関する考察
前野 正登・国立障害者リハビリテーションセンター診療放射線技師

コンディショニング科学カンファレンス 3
ストレッチングの有効性(3)
山口太一・酪農学園大学講師

スポーツ・コンディショニングドクターの仕事 6
医療機関やドクターの選び方
中里伸也・Nクリニック院長

ドイツにおける選手育成の考え方 5
コーチ養成システムとその営み
──専門指導者から修士コーチまで
川口征夫・スポーツ開発研究所代表

手軽なチェックと改善アプローチ 10
肩を中心とした投動作におけるチェック方法と改善アプローチ(1)
弘田雄士・コンディショニングコーチ、CSCS、タチリュウ・コンディショニングジム所属

セルフコンディショニング能力を高める 11
栄養摂取の重要性
河南こころ・ウイダートレーニングラボ、管理栄養士、健康運動指導士、CSCS

スポーツ医科学トピックス 12
組織酸素分圧の生理学(1)
──高気圧酸素治療の原理と歴史
川田茂雄・東京大学大学院総合文化研究科特任講師、早稲田大学スポーツ科学未来研究所招聘研究員

身体言葉(からだことば)に学ぶ知恵 22
習うより慣れよ
辻田浩志・腰痛館代表

スポーツ現場で知っておきたいクスリの話 33
薬の管理
原田知子・千葉大学アメリカンフットボール部アスレティックトレーナー、薬剤師、ATC

メールで語る井戸端会議──子育てと仕事 42
努力がかなわなくても負けない
桜井(寅嶋)静香・早稲田大学スポーツ科学未来研究所招聘研究員、健康運動指導士
伊藤句里子・アスレティックトレーナー

わかりやすいスポーツバイオメカニクス 20
アスレティックトレーニングに活かすスポーツバイオメカニクス
杉山ちなみ・リボンプロジェクト代表取締役、ATC、東京工業大学大学院社会理工学研究科
企画/吉田康行・お茶の水女子大学アカデミック・アシスタント

ある一日/地域クラブの“生きたお手本” 花山直樹 トレーニング指導者
ON THE SPOT/現場から
話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:山根太治

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