月刊トレーニング・ジャーナル 2015年2月号
月刊トレーニング・ジャーナル
2015年2月号(通巻424号)
特集 フィードバックの工夫
今号では3本の投稿をいただいた。熊野氏は走幅跳の指導において、客観的・主観的なアプローチを図る。安田氏、岩田氏はスポーツ現場や医療現場に寄与するシステム開発に取り組む。そして木村氏はコーチと協力しながら体力測定を実施している。いずれも測定して終わり、つくって終わりではなく、選手や指導者にフィードバックを行うと同時に、彼らからフィードバックを得て改良につなげている。
1. [投稿]
動きを捕まえる
――コーチの「眼」とスポーツバイオメカニクスを用いたコーチング
熊野陽人・東海大学陸上競技部跳躍コーチ、湘北短期大学・東京工芸大学・河北医療財団看護専門学校非常勤講師、鹿屋体育大学大学院博士後期課程(国立スポーツ科学センター連携大学院)在籍
2. [投稿]
ロボティクステクノロジーを応用したバランストレーニングシステムの提案
安田和弘・早稲田大学グリーンコンピューティングシステム研究機構グローバルロボットアカデミア研究所、理学療法士
岩田浩康・早稲田大学大学院理工学術院創造理工学研究科
3. [投稿]
ジュニア期野球選手のフィードバック
――身体への興味を醸成する指導
木村友亮・Roots Baseball Academyトレーナー、Wingate登録トレーナー、NSCA-CPT
連載
●新連載 傷害調査でわかること
傷害調査がなぜ重要なのか
砂川憲彦・帝京平成大学准教授
海外スポーツ医科学情報──ドイツ・ブレーメンからの便り①──65
クラブにたった1人の日本人
鈴木友規・SV Werder Bremen鍼灸トレーナー
●臨床スポーツ鍼灸研究会──8
科学的根拠に基づいたスポーツ鍼灸
金子泰久・呉竹学園東洋医学臨床研究所所長補佐
●コンディショニング Tips──19
栄養
──よい食事がよい身体、よいパフォーマンスをつくる
大塚 潔・ヤマハ発動機ジュビロコンディショニングコーチ
●クロスオーバートーク──11
エクササイズ指導で、どのようなことに気をつけていますか
・どこから見て、どのような声かけをするか
河森直紀・国立スポーツ科学センタートレーニング指導員
・どのように選択し、伝えるか、何を目指すか
甲谷洋祐・全日本女子バレーボールS&Cコーチ、バイタルストレングス
●身体言葉(からだことば)に学ぶ知恵──63
目から鱗が落ちる
辻田浩志・腰痛館代表
●スポーツ医科学トピックス──53
人間社会を映し出す分子
──もったいない精神からみた生物
川田茂雄・帝京大学医療技術学部講師、早稲田大学スポーツ科学未来研究所招聘研究員
●メールで語る井戸端会議——子育てと仕事──83
不思議な行動の数々
桜井(寅嶋)静香・北海道教育大学特任准教授
伊藤句里子・東京有明医療大学非常勤講師、アスレティックトレーナー
【その他の連載】
●ある一日/トレーナーは人の人生を変える仕事 千葉啓史(トレーナー)
●ON THE SPOT/現場から
資格取得関連講習会
話題の新刊/板井美浩・自治医科大学医学部保健体育研究室教授
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