月刊トレーニング・ジャーナル 2015年9月号
月刊トレーニング・ジャーナル
2015年9月号(通巻431号)
特集/神経系からみたスポーツの上達
まず一寸木氏に、ニューロンの構造から随意運動のメカニズムまで、神経の基本をわかりやすく解説していただいた。続いて、ラインを使ったフットワークドリルを考案し、サッカーやリハビリの現場で実践する佐藤氏には、神経を刺激するトレーニングの可能性についてお聞きした。そして就学前の園児から小学校低学年を対象として「からだ塾」を開講する望月氏には、目・耳・動きに着目した取り組みをご紹介いただいた。
1. 神経の働きの基本
一寸木洋平・東京大学大学院博士課程在籍中(中澤研究室)、理学療法士
2. コーディネーション能力を高めるライントレーニング
佐藤哲史・済生会吹田病院リハビリテーション科、Qualified Athletic Trainers代表
3. 身体の動かし方を学ぶ場
──「からだ塾」の取り組み
望月竜弥・からだ塾塾長、鍼灸あん摩マッサージ指圧師
今回で、連載「傷害調査でわかること」が最終回を迎えた。執筆者である砂川氏がスポーツ選手のケガをなくしたいと考えたとき、実際に何が起こっているのかを踏まえた対策が必要になるということを強く感じ、傷害調査について深く調べていくことになった。どのように調査し、その結果をどう活用するかということで締めくくっていただいた。
また、型についての連載は、前回の自転車に乗れるまでの例を踏まえ、今回は伝統芸能での動作を次世代へと受け継いでいくという点から考察されている。
臨床スポーツ鍼灸研究会──15
スポーツにおける骨格筋の疲労と損傷による鍼治療
藤本英樹・東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科 助教
傷害調査でわかること──最終回
選手を守るために
── 調査を予防に結びつける
砂川憲彦・帝京平成大学准教授
連載 型とは何か──2
型の起源を能楽に探る
竹林篤実・コミュニケーション研究所、理系ライターズ・チームパスカル
身体言葉(からだことば)に学ぶ知恵──70
手塩にかける
辻田浩志・腰痛館代表
スポーツ医科学トピックス──60
スポーツ選手と節制
── 睡眠編(1)
川田茂雄・帝京大学医療技術学部講師、早稲田大学スポーツ科学未来研究所招聘研究員
メールで語る井戸端会議——子育てと仕事──90
珍事件が起こる夏休み
桜井(寅嶋)静香・北海道教育大学特任准教授
伊藤句里子・東京有明医療大学非常勤講師、アスレティックトレーナー
読者プレゼント 1・2
ある一日/「さんきゅう」を合言葉に笑顔の輪を拡げていく 渡邉俊(鍼灸マッサージ師・柔道整復師)
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話題の新刊/山根太治・日体協AT、鍼灸師
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