月刊トレーニング・ジャーナル 2016年8月号
月刊トレーニング・ジャーナル
2016年8月号(通巻442号)
特集/股関節で起きる問題
パフォーマンスにおいて股関節の働きが重要になる種目は多く、その分障害も起きやすい。足立氏にはサッカー選手に頻発するグローインペイン症候群について、橘氏にはバレエダンサーの「ターンアウト」にまつわるケガの対応や予防についてお聞きした。いずれも受傷要因となる課題を突き止め、それを適切に改善するのが重要だとわかる。メンタルケアや測定法の確立も含め、トレーニング指導者の存在は大きい。
1. 慢性的な股関節の痛みへのアプローチ
足立麻由佳・履正社医療スポーツ専門学校ATコース長、履正社高校サッカー部トレーナー
2. 股関節外旋を測定する
── バレエにおけるターンアウト肢位
橘 未都・同志社大学スポーツ健康科学研究科博士課程(北條研究室)在籍中、ATC
今月号では、スペシャルレポートとして、カンボジアのサッカーチームで仕事をしてきた楫野氏にお聞きした。また、鍼をクールダウン期に行うことについて実験結果をまとめた投稿をいただいた。
投稿
Cooling-down期における鍼治療の有用性について
織田修輔、是石芳宏、奥谷和哉・ともに大阪ハイテクノロジー専門学校
連載 スポーツ選手のためのリハビリテーションを考える 7
バレーボール選手のためのリハビリテーション
── リハビリ中のパフォーマンステスト
板倉尚子・日本女子体育大学健康管理センター、日体協AT、理学療法士、鍼灸師
新堀加寿美・日本女子体育大学健康管理センター、理学療法士
越田専太郎・了德寺大学准教授、日体協AT、ATC、CSCS、博士(保健学)
連載 米国アスレティックトレーニング教育現場の今 3
医療教育にもダイバーシティ(多様性)を
── 文化的知性と能力を兼ね備えたアスレティックトレーナーになるには
阿部(平石)さゆり・テキサスA&M大学コーパスクリスティー校臨床助教授・臨床教育コーディネーター
Special Report
カンボジアで踏み出した、トレーナーとしての1歩
楫野安侑実・理学療法士
連載 ケトルベルトレーニング入門 7
ミリタリープレスと応用編(ウインドミルほか)
後藤俊一・日本ロシアンケトルベル協会理事長、友整骨院・トレーニングルーム代表
臨床スポーツ鍼灸研究会 26
現場で使える機能的スクリーニングと鍼治療&予防的エクササイズ 1
紀平晃功・呉竹学園東洋医学臨床研究所
連載 コンディショニングとしてのテーピング 2
基本的なテーピング手法と貼付時のポイント
古石隆文・5-RELAXコンディション・ラボKITADA施設長
身体言葉(からだことば)に学ぶ知恵 81
舌を巻く
辻田浩志・腰痛館代表
スポーツ医科学トピックス 71
スポーツ選手と貧血
川田茂雄・帝京大学医療技術学部講師、早稲田大学スポーツ科学未来研究所招聘研究員
メールで語る井戸端会議——子育てと仕事 101
次世代へ、お伝えできることがある
桜井(寅嶋)静香・北海道教育大学特任准教授
伊藤句里子・東京有明医療大学非常勤講師、アスレティックトレーナー
ある一日/母校への恩返しを(村田剛・トレーナー)
ON THE SPOT /現場から(第21回日本バレーボール学会、スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会第33回研修会、第5回豊橋トレーナー勉強会)
資格取得関連講習会
話題の新刊/尾原陽介・(公財)富山市体育協会スポーツ指導員
TJ FORUM
TJNN:Training Journal News Network
SEMINAR CALENDAR/セミナー案内
FROM EDITORS/編集室から
定期購読のご案内