月刊トレーニング・ジャーナル 2016年12月号
月刊トレーニング・ジャーナル
2016年12月号(通巻446号)
特集/データをどう読みとくか
増田氏には、ランナー選考の参考にしてもらうべく行った漸増負荷試験についてご紹介いただいた。JISSにてバイオメカニクス面のサポートを行う窪氏・山下氏には、研究者だからこそ提示できるデータ、その伝え方の重要性をお話しいただいた。そして西田氏には学校事故事例データベースというビッグデータをスポーツ障害予防に活かすパッシブ・アプローチなどの取り組みと、今後の展望を伺った。
1. 駅伝選手に対する傾斜を用いた漸増負荷試験
── 測定でわかること
増田紘之・新潟医療福祉大学健康科学部健康栄養学科助手
2.[対談]得られたデータをどのように活用するか
── 分析、フィードバック、コミュニケーション
窪 康之・国立スポーツ科学センタースポーツ科学部先任研究員
山下大地・国立スポーツ科学センタースポーツ科学部契約研究員
3. 蓄積されたデータを読み解くことで、世の中が変わる
西田佳史・産業技術総合研究所上席研究員
今回は投稿として、試合の流れを指標化するという試みについて、またスペシャルレポートではリオデジャネイロオリンピックについて報告をいただいた。
投稿
ラグビー競技の試合の「流れ」を読む
── Game Momentumの提案
小柳竜太・Honda HEAT(本田技研工業株式会社鈴鹿製作所ラグビー部)アナリスト
Special Report
リオデジャネイロオリンピック観戦記
連載 トレーニング日誌(ベンチプレス競技) 2
段階的にトレーニング強度を上げる
木下進人・神戸大学RAVENSおよび立命館宇治高校PANTHERS ストレングスコーチ
臨床スポーツ鍼灸研究会 29
体幹- 骨盤の運動機能の評価と腰部骨盤周辺の痛みに対する鍼療法を用いた実践的アプローチ 1
近藤 宏・筑波技術大学保健科学部保健学科鍼灸学専攻 助教
連載 米国アスレティックトレーニング教育現場の今 7
脳震盪(2)
阿部(平石)さゆり・テキサスA&M大学コーパスクリスティー校臨床助教授・臨床教育コーディネーター
連載 ケトルベルトレーニング入門 11
GSスナッチ(続き)、骨盤の操作
後藤俊一・日本ロシアンケトルベル協会理事長、友整骨院・トレーニングルーム代表
連載 スポーツ選手のためのリハビリテーションを考える 8
野球におけるパフォーマンステストの活用(1)
河端将司・相模原協同病院、理学療法士、博士(体育学)
坂田 淳・横浜市スポーツ医科学センター、理学療法士、日体協AT
連載 コンディショニングとしてのテーピング 6
足関節の安定性向上
── 伸縮テープを用いたバリエーション
古石隆文・5-RELAXコンディション・ラボKITADA施設長
身体言葉(からだことば)に学ぶ知恵 85
実るほど頭を垂れる稲穂かな
辻田浩志・腰痛館代表
スポーツ医科学トピックス 75
筋肉の質
川田茂雄・帝京大学医療技術学部講師、早稲田大学スポーツ科学未来研究所招聘研究員
メールで語る井戸端会議——子育てと仕事 105
幸せに生きるための勉強
桜井(寅嶋)静香・北海道教育大学特任准教授
伊藤句里子・東京有明医療大学非常勤講師、アスレティックトレーナー
ある一日/ランナー向けにトータルサポートを提供 木村誠 ランナー向け施設オーナー兼トレーナー
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話題の新刊/尾原陽介・(公財)富山市体育協会スポーツ指導員
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