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月刊トレーニング・ジャーナル 2024年2月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2024年2月号(通巻532号)


February Special
特集/「体幹」とパフォーマンス

体幹とパフォーマンスについて、3人の方々にお聞きしている。まず野球のバッティング動作を腹直筋ほかの筋電図を測定しながらカーブとストレートを模した球を打つという課題で検討した赤池氏には、姿勢の変化や、ボールをバットのどこで捉えたかなども合わせて話していただいた。腹部の筋活動が意味すること、また野球の試合で結果を残すということの意味合いについても考えをうかがった。そしてバレーボールのクラブチームでS&Cコーチとして関わっている大塚氏は、自分自身のトレーニングを行っているときの体幹部の感覚についてお聞きし、インタビュー形式でまとめている。コツのようなものをつかんだようである。最後に澤野氏には、体幹にとどまらず、トレーニング指導で陥りがちなポイントを示していただいた。


1. 異なる球種における打撃動作と打点位置の関係、および腹直筋の筋活動の研究
赤池行平・東京国際大学人間社会学部准教授、CSCS、NSCA-CPT、JATI-ATI

2. デッドリフトをしてみて得られた感覚
── トレーニング指導への活用を考える
大塚杏子・SUISEN volleyball club S&Cコーチ、CSCS

3. 最終的なトレーニングの目的を見失わないように
澤野 博・ユニット代表、フィジカルコーチ、CSCS*D、NSCAジャパン南関東アシスタント地域ディレクター、ITA IDCO



身体言葉(からだことば)に学ぶ知恵 171
胸が躍る
辻田浩志・腰痛館代表


スペシャルレポート
スポーツパフォーマンス分析の方法を教師の育成支援に
── ②紙の診断票と分析ソフトを併用する利点
橘 肇・橘図書教材、スポーツパフォーマンス分析アドバイザー


資格取得関連講習会


スポーツ医科学トピックス 161
トレーニング法の流行り
川田茂雄・帝京大学医療技術学部准教授


連載 対談:スポーツにおけるメンタルトレーニング 8
ケガと心理状態の関連性を研究(1)
── スポーツをサポートする職種に求められることとは
辰見康剛・九州共立大学、JSPO-AT、JATI-AATI、はり師、きゅう師、博士(スポーツ科学)
土屋裕睦・大阪体育大学、スポーツメンタルトレーニング上級指導士、公認心理師、博士(体育科学)


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