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月刊トレーニング・ジャーナル 2008年3月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2008年3月号(通巻341号)









特集/疲労といかにうまくつきあうか


 練習すれば当然に疲労が起こる。そうであれば、いかにうまくつきあっていくかが大切になってくる。まず後藤一成氏に、トレーニングの種類や順番によって、その効果に差が出ていることを明らかにしていただいた。そして身近な話題としてシャワーを浴びるのと、湯船につかるのとではどちらが好ましいのかについて実験した松井健一氏にお聞きした。疲労回復には栄養と休養をきちんとすることが大切だが、睡眠における問題については、内田直氏に、そして、どのように栄養を考えたらよいのかについて松島佳子氏にインタビューしている。


1.順番に配慮して、同じ疲労感でもより高い効果を
後藤一成・日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院総合文化研究科、Bispebjerg Hospital, Denmark

2.シャワーのみよりお風呂につかろう
松井健一・千葉県スポーツ科学センター

3.スポーツ選手の睡眠における問題
内田 直・早稲田大学スポーツ科学学術院教授、精神科医

4.栄養面から疲労へアプローチできるか
松島佳子・管理栄養士







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