スポーツにはいつも発見がある
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月刊トレーニング・ジャーナル 2007年10月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2007年10月号(通巻336号)










特集/前十字靭帯損傷からの復帰と予防

 膝の前十字靭帯(ACL)損傷について。まず、福林徹医師(整形外科)に、臨床からみた治療の歴史的な変遷と、今後の方向性について聞く。次に、国立スポーツ科学センターで研究員として勤務する小笠原一生氏に、どのように研究が進んできたかについてインタビュー。スポーツの現場からは、バレーボール選手の笠原紀久氏、そしてアスレティックトレーナーとしてサポートした島崎満夫氏(ともに東レアローズ)に聞いた。最後に、理学療法士である大見頼一氏に、高校と大学のバスケットボールの現場で導入している予防プログラムについてうかがった。治療から予防、再受傷予防へ向けた取り組みが見えてくる。

1. 再建手術の変遷、予防の重要性
福林 徹・早稲田大学スポーツ科学学術院教授、国立スポーツ科学センター、整形外科医

2. 前十字靭帯の損傷予防において何が鍵になるのか
——股関節に着目した研究で貢献
小笠原一生・国立スポーツ科学センタースポーツ情報研究部研究員

3. 焦りと不安に打ち勝った「信念」
笠原紀久・東レアローズ男子バレーボールチーム

■選手が抱える不安を、最も近くでみているトレーナー。笠原選手が所属する東レアローズ
の島崎満夫トレーナーから、当時の様子をうかがった。

4. 現場で応用できる予防プログラム
大見頼一・日本鋼管病院リハビリテーション科、理学療法士





Progressing WORLD 競技力向上のスポーツ情報戦略
JISS スポーツ情報研究部

コーチが考えるコーチング 3
目標設定とその成果
和賀 崇・(株)ファンルーツ

指導者に学ぶ——勝利の哲学と人づくり 10
山路哲生 東北福祉大学硬式野球部監督
取材・文/能勢康史・コンディショニングコーチ
協力/スポーツサポート機構(SSO)

トレーニングプログラムを考える 5
トレーニングに対する日米の考え方の違い
小平健太郎・東京工業大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ
平野元章・横浜ベイスターズS&Cコーチ
阿部勝彦・アスリーツパフォーマンス・パフォーマンススペシャリスト

投稿
カリフォルニアスポーツ医学センター海外研修 (前編)
小松武史・カリフォルニアスポーツ医学センター代表

Special Report
現場が考えるこれからのスポーツ②
―― 求められるリーダーとは
小林 敦・東レアローズ男子バレーボール部コーチ
中川善雄・大崎電気男子ハンドボール部、日本代表男子ハンドボール部キャプテン、NPO法人「シュータス」理事長

投手のつくり方 9
投手のトレーニングの構成と計画
能勢康史・コンディショニングコーチ

メンタルトレーニング——何がどのように役立つか 20(最終回)
選手へのかかわり方と指導者へのかかわり方
吉澤洋二・名古屋経済大学教授

共鳴できるコンディショニングプログラムづくり 7
実りのあるコミュニケーションのために
―― 声かけシートの活用方法
南川哲人・立命館大学ストレングス&コンディショニングコーチ、日本トレーニング指導者協会(JATI)近畿支部スタッフ、NSCA-CPT、CSCS

海外スポーツ医科学情報——オランダ・ユトレヒトからの便り 16
オランダでの理学療法士の仕事
相良浩平・FCユトレヒトユースメディカルスタッフ、Thim van der Laan在学中





ある一日/心身一如、心と身体をサポートする 高司譲 スポーツトレーナー
ON THE SPOT/現場から
HD SELECTIONS/トレーニング用品通販コーナー
話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:板井美浩


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