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月刊トレーニング・ジャーナル 2007年3月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2007年3月号(通巻329号)









特集/骨折・疲労骨折に備える
──骨を休めよう

普段は身体を内側から支えている骨も、大きな力学的ストレスによって骨折を起こしたり疲労骨折を起こしてしまう。骨を意識するのは、そういったトラブルが起こったときだろう。今回は、最初に整形外科医である鳥居俊氏に、骨の構造と機能についてわかりやすく話していただく。アスレティックトレーナーの中村千秋氏には、骨折が起こったときの対処について、また西村忍氏に、リハビリテーションから通常の復帰につなげる組み立てをお聞きした。最後に池田誠剛氏に、サッカーで問題となっている第5中足骨疲労骨折を切り口にコンディショニングについてまとめた。

1.骨の構造と骨折・疲労骨折のメカニズム
鳥居 俊・早稲田大学スポーツ科学学術院、整形外科医

2.骨折・疲労骨折時の対応
中村千秋・早稲田大学スポーツ科学学術院助教授、ATC

■投球骨折の応急処置
佐々木理博・早稲田大学大学院スポーツ科学研究科

3.骨折時のトレーニングの考え方
西村 忍・慶應義塾大学体育研究所助手、アメリカンフットボール部ストレングスコーチ兼ヘッドアスレティックトレーナー、体育科学博士、CSCS、ATC

4.疲労骨折を防ぐには??育成期に養う「気づき」と生活習慣
池田誠剛・横浜Fマリノス チーフ・フィジカル・プロフェッサー




投稿
投げ込みによる疲労度を考える
──100 球連続投球時の肩関節周囲筋活動に関する研究

Progressing WORLD 競技力向上のスポーツ情報戦略
JISS スポーツ情報研究部

シーズンを戦い抜くためのコンディションづくり 11
メディカルスタッフとの連係 Part 1
ケガの予防と患部外トレーニング
菅野 淳・ヴィッセル神戸フィジカルコーチ

トップアスリートの身体感覚 8
野球 石川雅規 (東京ヤクルトスワローズ)

指導者に学ぶ──勝利の哲学と人づくり 3
山口良治・伏見工業高校ラグビー部総監督
取材・文/スポーツサポート機構(SSO)

マトヴェーエフ博士は語る 22
サーキットトレーニング
魚住廣信・平成スポーツトレーナー専門学校校長、Ph.D

メンタルトレーニング──何がどのように役立つか 13
大学アメリカンフットボール選手におけるメンタルサポート
―― 負傷を乗り越えて
東山明子・関西福祉大学社会福祉学科教授、博士(医学)、日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング指導士補、滋賀県スポーツ科学委員会心理学班班長、R大学アメリカンフットボールチームメンタルサポートコーチ

投手のつくり方 2
投手の心構え
能勢康史・コンディショニングコーチ

心拍数を使いこなす 12
医科学サポート活動からみえたこと
杉田正明・三重大学教育学部

Special Report
病院チーム・大分三好ヴァイセアドラーの挑戦

海外スポーツ医科学情報──英国ラフバラからの便り 9
ラフバラ大学におけるスポーツ・レジャー政策研究所とオリンピック研究センター
ロンドン・オリンピック招致活動での経験と東京開催の可能性
上向貫志・武蔵大学人文学部助教授、ラフバラ大学客員研究員


Message to Sports/体育・スポーツの総合大学を目指して 伊藤 孝・日本体育大学学長
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