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月刊トレーニング・ジャーナル 2013年5月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2013年5月号(通巻403号)








特集/疲労骨折への対応

 疲労骨折はスポーツ傷害の中でも診断が難しく、また治療とトレーニング計画との兼ね合いに頭を悩ませる指導者も多いだろう。AT、鍼灸師として活躍する平松氏、整形外科医の鳥居氏に、診断手法や早期発見のコツ、治療の目安について詳しく伺った。自らも疲労骨折経験のある平松氏、メディカルチェックを多数行ってきた鳥居氏ならではの視点によるお話が、少しでも発生予防につながれば幸いだ。

1. 受傷経験者から見た疲労骨折と現場での対応
平松勇輝・TAIL TOP、(医)橋間診療所Move like Flowing

2. 疲労骨折の診断と治療、予防
鳥居 俊・早稲田大学准教授、医師、日本陸上競技連盟科学委員、医事委員


やめろと言わない禁煙指導 3
「やめろ」と言わない禁煙指導(3)
──関心期の対象へのアプローチ
多田久剛・NPO 法人 Spitzen Performance 代表理事、日本禁煙学会認定専門指導者、ATC

膝の傷害予防トレーニング 8
予防トレーニングの効果について①
──ACL損傷などの膝外傷は、どのくらい減るのか?
大見頼一・スポーツ傷害予防チームリーダー、日本鋼管病院リハビリテーション科理学療法士、保健医療学修士

トレーニング演習の理論と実践 10
トレーニングをする
──技術・戦術のトレーニングとボールを使ったトレーニング
下嶽進一郎・中京大学スポーツ科学部助教
船木浩斗・中京大学スポーツ科学部助教

ムーブメントトレーニング 10
地面反力(Ground Reaction Force)
──力の増大
監修/朝倉全紀・鹿島ディアーズ ディレクター・オブ・S&Cコーチ、MS、CSCS
執筆/勝原竜太・Dragon Athlete代表、S&Cコーチ、MS、CSCS

身体言葉(からだことば)に学ぶ知恵 42
首を長くして待つ
辻田浩志・腰痛館代表

コンディショニング科学カンファレンス 21
アスリートのリカバリー・疲労回復対策(6)
太田千尋・慶應大学ラグビー部フィジカルコーチ、コンディショニング科学研究所副理事長
山本利春・国際武道大学体育学部スポーツトレーナー学科教授

スポーツ医科学トピックス 31
スポーツ医科学の情報源
──そのお話、どこで誰からお聞きになりました?
川田茂雄・東京大学大学院総合文化研究科特任研究員、早稲田大学スポーツ科学未来研究所招聘研究員

メールで語る井戸端会議──子育てと仕事 61
繰り返しの中で
桜井(寅嶋)静香・北海道教育大学特任准教授、健康運動指導士
伊藤句里子・東京有明医療大学非常勤講師、アスレティックトレーナー

ある一日/しっかり診る、手をかける、人の縁を大切にする 山下大輔 鍼灸マッサージ師
ON THE SPOT/現場から
話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:山根太治

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